2020-03-08から1日間の記事一覧

思想 2/2

(略) > 『国学と日本浪漫派と京都学派と吉本隆明と』 > 歴史は残酷である。 >その時にどれほど正しく正当に見えていても時間の判定は厳格で少しの誤りも見逃さない。 >200年前の本居宣長の国学だけでなく半世紀前の加藤周一の随筆も思想も良し悪しが全て…

思想 1/2

> 『きけわだつみのこえと近代の超克』 >きけわだつみの声の手記を書いた若年インテリ層が愚かな戦に中での避けがたい死に、何とかして意味を与えようとした時に、より所とせざるをえなかったのは、『大東亜戦争』を賛美し神聖化した日本浪漫派と京都学派である…

一億総ざんげ

(略) >『超国家主義と日本の知識人、日本浪漫派と京都学派』 > 日本の凶暴なファシズムと無謀な戦争の積極的な協力者(社会層)とは、小工業主、小地主、学校教員、下級官僚、郵便局長や町内会長、消防団長、僧侶や神官、米穀店や酒屋の店主など、いわゆる中間層であ…

かんながらの道

> 『かんながらの道と古事記』 > 本来キリスト教の一神教世界(西洋思想)はプラトン的な観念論世界であり、そこでは価値や真理とは歴史的に超越的なものとして成立している。 >ところが日本では古事記の昔から日本の精神的構造の中に超越的な動機は含まれて…