我が国の敗因

英米人/日本人・言語/非言語・表街道/裏街道

 

全ての考えは、文章になる。文章にならないものは、考えではない。(言語・非言語の違い)

日本人には、意思がない。意思 (will) は未来時制の文章内容になるが、日本語文法には、時制 (tense) というものがない。だから、日本語の脳裏には未来時制は無く、日本人には意思がない。

意思のあるところに方法 (仕方) がある。日本人は仕方がないので、無為無策でいる。優柔不断・意志薄弱に見える。精神主義が、わが国の困難の解決策となるか。

'敗因について一言いはしてくれ。我が国人が あまりの皇国を信じ過ぎて 英米をあなどつたことである。我が軍人は 精神に重きをおきすぎて 科学を忘れたことである'  (昭和天皇)

 

英米人の場合:

  1. 意思は文章になる (未来時制の文章内容になる)。②だから、意味がある。③意思の自由は、認められている。④意思を鍛える。〇〇精神とする。⑤意思の表明に相手は理解で対応する。⑥意思疎通に努める。⑦議論をする。⑧意思決定 (理性判断)に導く。⑨説明責任が果たせる。自分には、リーズン (理性・理由・適当) がある。

 

日本人の場合: 意思がなくて、恣意 (self-will) がある。

①恣意 (私意・我儘・身勝手) は文章にならない。バラバラな単語 (小言・片言・独り言) のままで存在する。②だから、意味がない (以心伝心・不立文字である)。③恣意の自由は、認められない。’自由のはき違え’ になる④恣意を鍛える。意地・根性・大和魂とする。⑤恣意の無表明 (何を考えているのかわからない)に、相手は忖度 (推察) で対応する。⑥恣意疎通 (阿吽の呼吸・つうかあの仲) に努める。⑦談合 (腹の探り合い) を開く。⑧恣意決定 (盲目の判断) に導く。⑨説明責任が果たせない。ノー・リーズン。

 

だから、日本人と英米人とでは、話が合わないことが多い。政治家は、特に気を付けなければいけない。

 

 

 

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