未来は暗い

 

>■今の教育のままでは日本の未来は暗い

>今の子どもたちが大人になる頃の日本は、どうなっているでしょうか。>モノづくりで世界のトップをキープし続けていられるでしょうか。

 

日本人は、目先・手先の内容に注意力を集中できるから、製品の仕上がりが良い。だから、日本人の技術に需要はあるでしょうね。

 

>食料やエネルギーの自給率が、急激に高まるなんてことが想像できるでしょうか。

 

それは、ないでしょうね。

 

>例えばアメリカでは、簡単な事務職はすべてインドで処理するようになっています。>インターネットのおかげで、単純な仕事は賃金の安い国で処理することが当たり前の世の中になっているのです。

 

そうですね。

 

>これからの日本の若者は、どうやって食べていくのでしょうか。

 

知的な人間になることが必要でしょうね。

 

> 極めて厳しい状況の中で、日本は生き残らなければならないのです。>今のままで放っておかれる日本の子どもたちに待っている未来は、明るいといえるのでしょうか。

 

新しい道を切り開く必要がありますね。これは、私達大人の責任ですね。

 

文部科学省の方々はもちろんのこと、それこそ産官学のトップを走る方々が総力をあげて連携し、日本の教育の大転換を図る必要があります。

 

何をどのように転換するのかが重要な問題ですね。

 

>■「なぜ」「どうして」と考えるのは人間の生存本能

 

そうですね。

 

>もちろん、簡単にできるとは思いません。

 

考えることは、難しいことです。英米流の高等教育が必要ですね。

 

>私の塾に通ってくる子どもたちでも、最初からすんなりと思考できるようになるわけではないのです。>中には、なかなかやる気にならない子どももいます。

 

そうですね。人様々ですからね。

 

>けれども、仮にやる気のない子どもがいたとして、その原因は何でしょうか。>おそらくその子は、これまでに考える楽しさ、頭を使う面白さを経験したことがないのです。

 

そうでしょうね。

 

>勉強なんてつまらないと頭から思い込んでいるのです。>そんな子どもにも可能性はあります。>その可能性を断ち切ってしまってはいけない。

 

そうですね。子供は、’何で・何で’ と常に大人に尋ねています。

 

>彼らも幼い頃には、さまざまなことに対して「なぜ?」「どうして?」と思ったに違いありません。>それは、人が人である限り、根源的に抱く疑問なのです。>あるいは生存本能に根ざしている、といっても間違いではないでしょう。

 

そうですね。全ての考えは、文章になる。文章にならないものは、考えではない。非現実 (考え) の内容は、時制のある文章内容になる。時制のある文章は、それぞれに独立した非現実の三世界 (過去・現在・未来) を表すことができる。その内容は、果てしなく展開が可能である。これは、世界観 (world view) と呼ばれるものである。人生の初めのうちは、の世界観も白紙の状態である。しかし、白紙の状態は誰しも気にかかることである。そこで、人間は ‘考える人’ になる。そして、’なぜ・どうして’ と考えて、その答えで各自の世界観を埋めて行く。これは、哲学 (考え) である。歴史に関する考えは歴史哲学、科学に関する考えは科学哲学、人生に関する考えは人生哲学、などなどとなる。だから、各人に、哲学が必要である。Everyone needs a philosophy. 自己の世界観に基づいて現実の内容を批判すれば、彼は批判精神の持ち主になる。

英文法には、時制というものがある。そして、英米人には、世界観がある。自己の哲学があって、批判精神がある。これが、彼らが精神的な力を発揮する原動力となっている。

日本語の文法には、時制というものがない。そして、日本人には、世界観がない。自己の哲学がなくて、現実を批判する精神がない。これが、我々日本人に関する問題です。

我々日本人は、日本語と英語の両言語を良く学び、時制の大切さを十分に深く理解する必要があります。さすれば、我々も自己の世界観を文章にして示すことが可能になり国際的な理解を得ることも可能になります。自己の哲学に協力者を得て、未来社会の建設に着手することが可能になります。人類の進歩に大きく貢献することができるようになります。

 

 

.