過剰な熱意

>●受験失敗心中 母親の過剰な熱意利用する受験産業の被害者か

 

母親が受験産業を利用したのか、産業が母親を利用したのか。お互いに利用し合ったのでしょうね。日本人には意思がない。だから、被害者しか出てこない。

 

> 神奈川県相模原市のとある団地で2月18日、15才の長男と47才の母親が死亡する事件が起きた。>長男は16日17日に高校受験があったがインフルエンザのためうまくいかず、母子で悩んでいたという。>警察は心中を図った可能性が高いと見て調べている。

 

母子で序列信仰が高じていたのでしょうね。それで、失敗による落胆も大きかったのでしょう。

 

(略)

>相模原の事件も、不可解な心中の背景にはこうした母と子の一体化があったのではないか」(前出・香山さん)

 

そうでしょうね。母と子の一体化は珍しくないですからね。

 

>  加えて、母親にとって最もわかりやすい成功の指標が偏差値と学歴ブランドだったことが、悲劇を加速させたのではないかと指摘する。

 

そうですね。偏差値と学歴ブランドがわが国の人間序列の指標のようになっていますからね。

日本語には、階称 (言葉遣い) というものがある。だから、’上と見るか・下と見るか’ の判断は、日本語を話す場合には欠かすことができません。上下判断の指標が序列メンタリティ (考え方) の基礎になっています。ですから、偏差値と学歴ブランドは、日本人にとって最も価値があるのでしょう。

 

>  「より偏差値の高い高校に入れ、より有名な大学に行かせなければ…という考えの人間は、えてして精神的な視野狭窄に陥りやすい。

 

わが国は、序列社会 (縦社会) ですからね。日本人全体が序列に集中した精神的な視野狭窄に陥っていると考えることも可能です。

 

>“A校に行けなければ終わりだ”と自分自身を追い詰めてしまうんです」(前出・香山さん)

 

そうですね。A校の卒業生に自己の名を連ねることが死活問題と考えるのですね。

 

>  学習塾「探究学舎」塾長の宝槻泰伸氏も、学歴ブランド志向に染まり、過剰ともいえる受験熱を持った母親に何度も相対してきた。

 

そうでしょうね。日本人は、序列以外に価値観を認めることは難しいからでしょうね。

 

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> 政治家や官僚の無能ぶりが顕在化し、学歴社会(エリート主義)は崩壊しつつあります。

 

無能の顕在化によっても序列に代わる価値観の指標は考えられないでしょうね。指標が無くなると日本語の会話にも差支えが出てきますからね。昔の身分制度に指標を戻すことも無理でしょうしね。

 

>そんな中で、このような悲劇が起きています。

 

日本人には、批判精神 (critical thinking) というものがありませんからね。根本的な改革は無理でしょうね。

 

> 将来の可能性を秘めた子どもが命を絶ってしまうことの虚しさ。>そして、そこまで母親を精神的に追い詰めてしまった受験競争の恐ろしさ。

 

批判ができなければ、コメントは、全て歌詠みになりますね。ああ、むなしい。

 

> 関西でも最難関中学の受験が熱を帯びています。

 

現在の日本人には、序列の指標しかこの世の価値を認めることはできないのでしょうね。低能ということではなかろうか。

 

>こういった事件が繰り返されないよう、中学受験塾は保護者への過剰な実績アピールではなく、メンタルケアや意識教育に力を入れてもらいたいです。 

 

‘上と見るか・下と見るか’ の上下判断をさせない言語環境が必要ですね。日本人に言葉遣いを禁止すると、天皇も権威を失うかもしれませんね。英語には、階称 (言葉遣い) はないのですね。子供に英米留学をさせるのどはどうですかね。

 

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