通知表

 

>相対評価絶対評価もどうでもいい

>通知表の付け方が変わり相対評価から絶対評価が主流になりましたが、こんなことはどうでもいいのです。>通知表の成績が良ければ「優等生」で、悪ければ「劣等性」などという馬鹿げた階級意識を子供に根付かせている現実は何も変わっていません。

 

そうですね。階級意識は、序列意識ですね。序列の存在を確認すれば、日本人はそれが何か有意義なものと思い込んでいるようですね。

 

>「成績=金」の幻想から覚めるべき

 

そうですね。序列は金。日本人にとって序列制度は金科玉条になっていますね。

 

(略)

>しかし私は通知表の評価方法云々などというもの自体どうでもよく、通知表自体が心底下らないものとしか思えない人間です。>通知表の成績が高いことが「良い」とされ、低いことが「悪い」とされているなどということは単なる等級付けに過ぎません。>そして、通知表の成績やテストの点が良かったかどうかなどという話題が活発に騒がれるのは学校という狭い檻(おり)の中だけです。>卒業してしまえば誰も話題になどしないでしょう?

 

そうですね。しかし、日本の国全体が序列社会であることを考えれば、日本人の考え方は至って小規模ですね。全世界 (global) でもなければ、万人 (universal) でもない。

 

>確かに大学生などは就職する間際になって成績の提示を求める企業も増えてきたと言われますので、就職先によっては重要になるかもしれません。>「それならやっぱり成績は大切じゃん!」 >・・・という考えの人もいるでしょうが、冷静に考えて見て下さい。>一度の就職活動のために良い成績を取り続けたとして、その会社に生涯残り続けることができる保証が有るでしょうか。

 

学問は、一つの会社のために存在するものではありませんからね。学問は、universal ですね。

 

>ましてや成績の開示を求められるのは新卒とよばれる卒業生くらいだというのが世間一般の風潮です。

 

日本人の成績は、しょせん付け焼刃のようなものでしょうね。

‘(略) しかしいったん、大学に入れば、控えめに表現しても、成績と出席の基準はたるんでいる。大学を含め、日本の子供たちが習うものごとの中核は、主として十八歳までに吸収される。’ (フランク・ギブニー)

 

>自分が本当に将来なりたいもの・職業などに進むために成績を高くする必要があるのであれば、どんどんそうした方がいいでしょう。

 

そうですね。各人に哲学は必要ですね。Everyone needs a philosophy. 我々は、無哲学・能天気ではいられませんね。

 

>しかし、何の目的も無いような人間に対して相対評価だの絶対評価だのと訳の分からない基準を持ち出して、目の前の成績だけを上げさせればいいという風潮はおかしくないでしょうか。

 

おかしいですね。深刻なのは、その序列社会の風潮ですね。

 

>小学生・中学生・高校生などの学生たちが、目先の数字だけを高くしなさいと言われ続けて育つというのは明らかに異常だと考えます。

 

そうですね。日本人にはそれしかない。この事態が重大な問題ですね。

 

>「学校の成績がお金や将来の安定につながる」などという感覚で、学校の教育関係者らは子供たちを競争に追い立てます。

 

そうですね。学校での序列競争ですね。

 

>しかし、競争の中では必ず残れる人と残れない人が出てくることは誰もがわかることでしょう。

 

そうですね。我々は、Win-Win の関係にはなれませんね。

 

>そして、その競争に疲れ果てた子供たちは本来の学ぶ事の楽しさや素晴らしさなどに気が付くでしょうか? > 私にはとてもそうは思えません。

 

空しさでいっぱいですね。

 

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>学校の中だけでしか通用しないテストの成績による評価。>子供たちはこれが唯一絶対だと思い込まされて12年間を過ごしている、何と異常なことでしょう。>「成績=金」はすでに幻想。

>むしいい成績を取ることだけに特化した脳は、社会の変化についていけない「社会の落ちこぼれ」を生み出す可能性が大です。

 

そうですね。思考停止の状態ですね。

 

>成績信仰を捨て、本来の学ぶ楽しさすばらしさを感じ、社会で生き抜く力をつけていく教育へ、根本的な転換が必要です。

 

そうですね。成績信仰は日本語から派生する序列信仰の別名ですね。

日本語には、階称 (言葉遣い) というものがあります。’上と見るか・下と見るか’ の世俗的判断に疎い人間は日本語の日常会話も満足にはできません。その上、日本人の礼儀作法は序列作法になっているので、世俗的な序列判断ができないと礼儀正しい日本人になることもできません。序列なきところに礼儀なしです。人を見損なってはいけないという想いが高じて強迫観念の域に達しています。ですから、日本人は堅ぐるしい生活を余儀なくされています。’頑張って’ とか、’お疲れ様’ とかお互いに声を掛け合って励ましています。’張り切るな’ (Take it easy.) とか、うまくやれ (Good luck.) などの雰囲気にはなれません。英米人を見習いましょう。

 

 

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