仮説

 

>353365 「アイデアが出ない」のは何で?  >竹村誠一 ( 40代♂ 営業 ) 20/02/03 PM08

>まず、実現したいイメージを固める。>そして、実現に至るまでの実現経路を仮説立てしてみると、突破すべき課題がおのずとあぶり出されてくる。

 

そうですね。しかし、仮説を立てるのも難しい。すぐに ‘タラレバ’ の話に終わる。’もしも、、、したら’、’もしも、、、、、すれば’ の話になる。

 

> 追求すべき課題が鮮明になれば、「どうする?」「どうしよう?」という内圧が高まり、具体的なアイデア出しの追求がおのずと始まる。

 

仮説 (非現実) と具体的の間がうまくつながらないでしょうね。

 

> 以下、ダイヤモンド・オンライン:山口周『これからの時代、MBA [Master of Business Administration: 経営学修士] では戦えない。「感性」こそ現代の錬金術』より。> *************************

>■「アイデアが出ない」本当の理由とは? > 山口:そこで重要になるのが、問題をどうやって見つけるのかということです。> 実はその答えは非常にシンプルで、「現状とありたい姿のギャップ」を見つければいいのです。

 

そうですね。何事も比較の問題ですね。現実と ’あるべき姿’ (非現実) は同じではありませんね。

現実の内容は頭の外にある。これは見ることができる。見ればわかる。考える必要はない。だから、楽ちんである。正解は一つである。

考え (非現実) の内容は頭の中にある。それは見ることかできない。ただの話である。その内容を納得するためには、文法に従って文章を理解しなくてはならない。これは骨の折れる仕事である。だから、日本人は通常話の理解はしない。

現実と非現実の両者は所在が違うから、その内容も同じにはならない。目で見ることができる内容は本当のことである。見ることのできない内容は嘘である。誰しも嘘つきにはなりたくない。だから、思考停止になる。

 

>それが一致していないと、「大変だ、大問題だ」ということになる。 >つまり、希少な問題を生み出すためには、まずはありたい姿を構想することが必要になります。

 

そうですね。’あるべき姿’ (things as they should be) の内容が必要ですね。

あるべき姿の内容は非現実の内容で、時制 (tense) のある文章の内容になる。それはそれぞれに独立した非現実の三世界 (過去・現在・未来) を表すことができる。これは世界観 (world view) と呼ばれるものである。人生の始まりには世界観の内容は白紙の状態である。実生活を重ねるにつれて、その白紙の状態は自己の考えで埋められてゆく。白紙の状態は、誰しも気になる所である。だから人間は考える人になる。自己の世界観 (非現実) を基準にとって現実の内容を批判すれば、その人は批判精神 (critical thinking) を示したことになる。これは新しい世界を目指す足掛かりになる。

英語の文法には時制というものがあるので、英米人には世界観がある。批判精神もある。尊敬もされる。日本語の文法には時制がなく、日本人には世界観がない。だから、日本人には批判精神もない。新しい世界に移行することなど想定外になっている。だからその日暮らしを続けている。

 

> 「世の中はこうあるべきだと思いませんか?」> 「おたくの会社はこうあるべきなのでは?」> 「あなたは本来こういうふうにしたほうがいいのではないですか?」 >そうしてありたい姿を描ければ、「それを実現するためには、ここに問題があります。 >解決しましょう」という流れになる。

 

そうですね。非現実の内容を現実の内容に変換できれば、それは創造力を発揮したことになりますね。創造力は人間だけに与えられた能力ですね。しかし、日本人には世界観がないので、その話は目先・手先の話になる。話が小さい。また、非現実の内容を文章にすることができないので、努力の結果は空想・妄想になりやすい。お陰様で、わが国は漫画・アニメの大国になりました。

 

> 「いいアイデアがない」「売れるアイデアがない」と言っている人がたくさんいますが、アイデアとは解決策のこと。>問題が見つからなければアイデアの出しようもないわけです。 > 「ありたい姿を描く→問題を見つける」というプロセスが、とても大きな価値の源泉になっている。

 

そうですね。

 

>つまり、組織は世の中に対してきちんとビジョンを提示することが大事な時代になっているということです。

 

全ての考えは、文章になる。文章にならないものは考えではない。

矛盾を含んでいない全ての文章は、正しい考えを示している。そして、考えは人により違っている。だから、正解は一つではない。幾らでもある。

矛盾を含んだ文章も、その矛盾を除去すれば正しい考えになる。矛盾を見つけて除去するには、対話・議論が役に立つ。だから、正しい考えを多く作る為に我々は対話・議論を盛んにしてゆかなくてはならないでしょう。

 

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