集団意識 4/5

 

>集団社会の中で同調性がもっとも望ましい性質とされ、みんな一丸となって行動を起こすことが理想的とされてきた。 

 

そうですね。一億総玉砕のようなことですね。

 

>たとえば、衣服からみると、日本は一番制服が多い国かも知れない。 >警察、車掌、店員、ウェーターなどが制服があるし、小学校、中学校、高校さえ統一の制服がある。 >これは日本人にとって、統一の制服を着れば、集団に属する感覚が生まれて、同一性が表現されている。

 

そうですね。同じ柄の法被を着ていれば、内の者とみなされるのでしょうね。

 

>2.2序列性

> 日本人は自分がある集団に属しているという意識、つまり集団志向が強い。

 

そうですね。’あっしは、○○組の者でござんす’。これは、序列メンタリティによる発想でしょうかね。

 

>そして、日本人が集まると、その集団の中での序列が重要な意味をもっている。

 

そうですね。日本語には、階称 (言葉遣い) というものがあります。’上と見るか・下と見るか’ の世俗的な序列判断は日本語を話すうえで必要欠くべからざるものになっていますね。

 

>席に着く順序があり、日本式の和室では、入口の反対側にある「床の間」の前が上座であり、入口付近が下座になる。 >年齢の上や地位の高い人が「上座」に座る。 >日本人はあまりに謙遜であるのかも知れない、多くの人が下座に座ろうとして、座る場所がなかなか決まらない、という場面がしばしばある。

 

そうですね。日本人にとって席順は大切ですからね。

日本国憲法の前文には ‘、、、、、国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。’ と忘れることなく席順のことが書いてある。

無哲学・能天気の国民には、あくまでも序列順位が大切なのでしょう。個人の哲学などには意味がない。

'どのような状況にも普遍的に通用する真理や法則、基本概念や倫理がありうるという考え方が、日本にはほとんど存在しない。' (カレル・ヴァン・ウォルフレン)  

 

> 民主化、平等化が進む近代社会なのだから、日本の社会は疑いなく徹底した実力主義をとっているに違いないと思われるが、実は、日本の多くの職場では個人の能力差は最小限に考えられ、年功序列という不平等が幅をきかせている。

 

そうですね。わが国は序列社会 (上下社会・縦社会) の国ですからね。世俗的な序列順位が大きな意味を持っていますね。

 

>年功序列とは同じ年次に入った人たちが同じ階層を構成し、給料と地位ではほぼ同じ取扱いを受ける。>勤続年数が長くなるに従って、給料と地位が上昇していく慣行のことである。>集団では年齢、入社年次、勤務期間が長いか短いかなどによってタテの序列ができている。

 

序列社会はどこでも序列人間により構成されています。序列が定まらなければ組織ができない。

 

>人々は自分が序列のどの位置にいるかを常に意識して行動する。

 

そうですね。日本人の礼儀作法は序列作法で成り立っていますからね。序列感覚なしでは、礼儀正しい日本人にはなれませんね。

 

>企業や官公庁などの職場はこのような序列関係がもっとも顕著である。 >また、日本語の中に尊敬語や謙遜語が存在するのもそのためであるし、結婚式の席順やスピーチの発言順までが常に序列を意識して行われる。

 

人を見損なってはいけないということです。わが国では、神様も人様にも祟り (仕返し) がある。祟りを受けないようにやり過ごすことが安全への道ですね。

 

> 日本の集団は、職場はもとより、地域の集まりや趣味の習い事のグループであっても、その集団を構成する人々の結びつきが強く、集団の中での地位の上下関係が重視され、それにしたがって振る舞うことを期待されるケースが多い。 

 

そうですね。それは期待される人間像ですね。日本人には意思がないのであるから、個人の意思を尋ねてみても意味がない。やはり、振る舞いを期待するしかありません。

 

 

 

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