楽園
>250404 責任回避の楽園日本~特権階級が楽園生活を続けている以上、ここから現状の改革者は出てこない >猛獣王S ( 不惑 営業 ) 11/04/27 PM02 【印刷用へ】
>『責任回避の楽園(日本)』(NEVADAブログ)リンクより転載します。
>---------------------------------------------------------------- >以下は読売新聞の特集に掲載された一文です。
> 「責任回避の楽園」
> 政治的混乱と経済危機の最中にあった「昭和初期」、2大政党である政友会と民政党は激しい政争を繰り返していた。 >その姿に国民はいたく失望して≪軍部≫が台頭し、政党内閣は息の根を止められてしまう。
国民は、政治家の論争に価値を見出すことができなかったのですね。
>そして今、東日本を襲った巨大地震と津波、東京電力福島第一原発の放射性物質漏えい事故と言う危機的状況の下、政治家や官僚は、その使命と責任を全くしているのか、が厳しく問われている。
‘兎角、この世は無責任’ ということですか。
> 縦割りの弊害、責任の所在のあいまいさ、場当たり的対応、正確な情報を出し渋る体質、過去の「失敗の研究」の欠如・・・。
日本人の社会は序列社会ですから、縦割りになる。横への連絡が難しく、これが弊害を生む原因となっている。
日本語には階称 (言葉遣い) というものがある。’上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断を繰り返していると頭の中に人間の序列ができあがる。過去の陸軍省と海軍省の対立は、省益あって国益なしの状態であった。
日本人には責任観念がない。だから、その所在を尋ねれば曖昧さが露呈することになる。イザヤ・ベンダサン=山本七平訳の<日本教について>の中で、日本語の責任について下のように述べられています。
、、、、、「責任」という日本語には、「応答の義務を負う=責任(レスポンシビリティ)」という意味は全くないのみならず、「私の責任だ」といえば逆に「応答の義務がなくなる」のです。 、、、、 (引用終り)
無哲学・能天気な日本人は、’我らは何処に向かうのか’ という未来に関する命題も考えたことがありません。ですから、その対応も場当たり的なものにならざるを得ません。
日本人は、現実直視ができません。現実に関する勝手な解釈が沸き起こるからです。ですから、正確な情報を出し渋る体質を持っているということになります。つまり、自分の都合の良いように解釈しているのです。この内容は出し渋る価値がありますね。
日本語の文法には時制というものがない。だから自己の持つ非現実 (考え) のそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) を非現実の構文の枠内に並べて提示することができません。過去の内容は夢になり、未来の内容は夢になる。これらは文章内容にならない。だから、’過去に起こった失敗’ の研究は難しい。
>今日の政治・行政に見て取れる欠陥はどれも、戦前の日本が国の進路を誤った過程で浮かび上がったものばかりだ。
この道はいつか来た道。ああ、そうだよ。歴史は繰り返す。
> 今の日本の状況を的確に見抜き、指摘している記事ですが、では今後日本はどうなるのか?
‘今後日本はどうするか’ でしょう。我が国民は自己の意思を示す必要がありますね。
> 今なら、軍部=自衛隊・海上保安庁が日本を救済するために動きだすのかどうか。
クーデターですか。 ‘力は正義なり’ (Might is right.) ですか。強制力でしか動かない民であるのか。自己の意思表示がなければそういう事になりますね。アニマルと同じ条件ですね。
> 政治家・官僚・財界が『楽園』で良い生活を続けている以上、ここから現状を改革するものは出てきません。
無哲学・能天気の状態で過ごす泰平の眠りですね。
> 震災後のどさくさに、韓国・中国・ロシアに脅かされる「竹島・尖閣・北方4島」近辺で警戒に当たっている自衛隊・海上保安庁スタッフが日本の国家主権に危機を感じて蜂起するのかどうか。
>ただ、今となっては蜂起するにせよ、しないにせよ、どちらの選択肢も、日本にとり良い事態にはなりえません。
そうですね。恣意決定 (盲目の判断) となりますね。
> 戦争を起こし敗戦となった日本の失敗(責任回避のDNA)はいまだに引き継がれており、いま民主党は徹底した責任回避政治を行っており、日本の失敗のDNAそのものとなっています。
そうですね。意思の無い人間には責任がない。そして、日本人には意思がない。意思は未来時制の文章内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがない。だから、日本人には意思 (will) がない。
意思のあるところに方法 (仕方) がある。日本人は仕方がないから無為無策でいる。優柔不断・意志薄弱に見える。 ' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)
> ~後略~
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