読書感想文 1/2

 

>358518 夏休みの宿題の定番「読書感想文」が日本の子供をダメにする理由  >二島圭入 ( 27 会社員 ) 20/07/18 AM02

>これまで夏休みの宿題の定番であった「読書感想文」が、その意義について改めて議論されているようです。

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>【読書感想文教育がダメな2つの理由】 

(略)

>例えば、フォーマットにある「お約束」が時代遅れであるとか、価値判断を含む膨大な情報に接している現代の子どもたちの成長に合っていないというような指摘があります。 >確かにその通りだと思いますが、具体的には2点指摘できると思います。 

 

子供の感想文には、昔から問題があるようですね。  

 

>1点目は、対象書籍の批判が許されないという一種の思考停止ということです。 >今はさすがに21世紀なので、指導する先生によっては批判してもいいという場合もゼロではないようです。 >ですが、例えばコンクールに応募するなどという場合は、とにかく課題図書などを選んで、その本に対する褒め言葉を並べなくてはいけないという暗黙のルールがあります。 

 

恒例の御祝儀相場ですね。  

 

> 著者の方々の名誉のために申し上げておくなら、実は、最近の課題図書というのは、結構レベルが高く、賛否両論を喚起するように書かれていたり、それこそ21世紀に生きる若い世代が直面している複雑な課題を取り上げたものも多いのです。>そうなのですが、コンクールとなると、やはり批判はダメというバカバカしさは今でも残っています。 

 

日本人には、批判精神がありませんからね。

 

>そこには日本の教育の根深い問題があります。 >それは、子どもは子供らしくとか、読書感想文というのは「本に出会って自分が成長した記録」だとかいう、カビの生えた昭和カルチャーが残っているという問題です。  

 

趣味は論拠になりませんね。There is no accounting for tastes.

 

> 更にいえば、そのような「お約束」に強く縛られた教師や親が指導すると、そのようなフォーマットの中で完璧に期待に応えてしまう「優等生」というのが、まだ存在しているという問題もあります。

 

忖度・推察の練習になりますね。

 

>そのような「優等生」的な発想では、未曾有の危機が連続する時代において、国家や企業のマネジメントなどできないにも関わらず、それでも「優等生」タイプが受験や就活に通用すると思われているし、実際にそうした「優等生」が国を動かして失敗してしまうのはまだまだ現実だと思います。  

 

そうですね。日本人の知恵遅れ現象ですね。

 

>そうした国のダメさの責任の一端が「読書感想文教育」にあるとも言えるでしょう。

 

言語は伝達の手段であるだけでなく、思考の手段でもありますね。ですから、日本人は日本語の枠内で考えを巡らせることになりますね。日本人の思考は、それ以上にも、それ以下にもなりませんね。  

 

>2点目は、具体的な批判方法を全く教えないという問題です。

 

日本人には世界観 (world view) がない。だから、批判精神 (critical thinking) も無い。何を考えているのかわからない。ただ、事実のみを垂れ流す。この方法は、わが国のマスコミと同じであります。  

 

>本を読んだ感想というのは、本来であれば批評になるはずです。>批評というのは、適当に思いついた悪口を言うということではありません。>具体的な手続きがあるのです。 

 

感情理論は批評にはならずして、歌詠みになるのでしょうね。 

 

>ノンフィクションであれば、テーマ、事実、因果関係、他の仮説との比較、全く別の専門分野の視点からの批判、提案の実現可能性、結論の説得力など、様々な要素に分けて内容の検証が必要です。>また、書き方ということでも、構成、表現方法、使用語彙、比喩などレトリックの正当性、引用の適切さ、結論の主張の仕方など、具体的な要素に分解して評価をしなくてはなりません。

 

編集部の査読者のような働きですね。  

 

 

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