政治の問題点 1/2

 

>358572 現実を無視する民主主義政治の問題点  >時田 弘 ( 33 会社員 ) 20/07/19 PM11

>ここらで民主主義の問題点について真剣に考えてみようじゃないか。 >リンク > より引用です。

>・・・・・・・・・・・

>日本の原発問題

>まさに日本で言えば、原発をどうするのかという問題については、政治形態以上の何かで動いてます。 > 原発は悪、電力会社は悪、政府は悪。>それと闘う人たちは善という完全な善悪構造によって世論が動いちゃったわけです。  

 

勧善懲悪ですね。徳目の暗記力が功を奏しているのでしょうね。

 

>これが可能なのは”民主主義”だからです。 > 良くも悪くも、民主主義ってのはこういう特徴を持った政治形態なんですよね。

 

そうですね。リーズニング (理由付け) のない人たちの徳目教育による政治の結果ですね。

 

>だからデューイは、それを鋭く指摘していて、学者の中には今の日本の現状を見て嘆いている人もたくさんいるわけですが・・・。 >こんな当たり前のことも分からないのか、と。 

 

それほど簡単な問題ではなさそうですね。

 

> 数年前、東日本大震災という未曾有の危機のさなかで、僕らは「推進派」と「反対派」の2つに分かれ、争い合い、結局一つになれなかった。 >みんなで向かうべく、大きな次元で捉えることが出来なかった。

 

無哲学・能天気による祟りですね。日本人には世界観がない。みんなで向かうべき未来の世界を描いて見せる能力がない。

世界観は、非現実 (考え) の内容である。非現実の内容は、時制のある文章により表される。非現実の内容はそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) の内容として表される。その内容は世界観と言われている。世界観は、人生の始まりにおいては白紙の状態である。人生経験を積むにしたがって、各人がその内容を埋めて行く。その内容の展開には際限がない。

自己のその内容 (非現実) を基準にとって現実の内容を批判すれば、批判精神の持ち主になる。批判精神のない人の文章は、現実の内容の垂れ流しになる。

日本語には時制がない。だから、日本人には世界観がない。そして、日本人には批判精神がない。マスコミも現実を垂れ流す。だから、個性がない。本人にも相手にも何を考えているのかわからない。だから、相手からも信頼されない。協力者が得られない。社会に貢献する度合いが限られる。

 

>これは、完全なる”コミュニケーション不全”が原因だと言えます。

 

そうですね。それは難しい問題ですね。

 

> 非常に残念なことではありますが、民主主義を採用している以上、このようなリスクも当然含まれてしまうのです。 > 今日からできること  > ここで考えて欲しいのは、コミュニケーションが起こることで、何らかの動きの原動力になるってこと。

 

見ることのできる現実の内容は本当の事である。見ることのできない現実内容は嘘である。誰しも嘘つきにはなりたくない。だから、出鱈目は言わない。

日本人には、非現実がない。だから、自分の非現実 (考え) は語らない。これが、日本人の思考停止の原因である。

現実の内容は頭の外にある。だから、見ることが可能である。見ればわかる。楽ちんである。正解はただ一つである。

非現実 (考え) の内容は頭の中にある。だから、見ることができない。それは、ただの話である。その内容を知るには文法に基づいて文章の内容を理解しなくてはならない。これは、骨の折れる仕事である。だから、通常、日本人は理解をしない。忖度 (推察) で代用して済ませている。

理解と忖度は似て非なるものであるから注意が必要である。忖度 (推察) は聞き手の勝手な解釈であるから、話し手には何の責任もない。たとえ両者の間に齟齬が存在しても議論にもならない。現実直視になっていないことを忖度の主に指摘しても、'だって、私は本当にそう思ったのだから仕方がないではないか' と懸命に反発するので取りつく島がない。かくして、日本人の対話は成立しない。  

 

>そして当然、良い面にも悪い面にも振れる可能性があるんだけど、どちらに動くかというのは民主主義の当事者である”我々一人ひとりの賢明さ”の問題になってくるわけです。

 

そうですね。真の民主主義になるか、衆愚政治に落ち込むかは事業自得ですね。  

 

>これは残念ながら構造ではどうしようもない。 >なぜなら、今の僕らが知っている枠組み、つまり民主主義という構造を”何とかする構造”は存在しないからです。

 

そうですね。何とかする構造よりも、自分を何とかする方法を考えた方が早いでしょうね。

 

>だから民主主義というシステムを採用するならば、その構成員が賢明になるしか道はありません。

 

そうですね。それが正道ですね。  

 

 

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