旧民主党連合 2/2

 

> 安住は「総理の方から直接、体調が万全なのかどうか、今の健康状態含めて、国民にお話しなさったらどうですか」と、さも国民が説明を求めているように言い換えているが、自分たちの都合に合わせて国民の代弁者のようにふるまわれるのは迷惑だ。 

 

安住氏は政治音痴ですね。政局という手段の目的化に力を入れているようですね。

‘周りの影響を受けずに、真に独立した考えができる知識人がいない’。 ( グレゴリー・クラーク)  

 

>多くの国民は安倍総理にもう少し休養を取って欲しいと思っているし、総理の健康状態を証明するために国会を開くことへの価値は認めていない。 >仮に総理に健康上の理由があったとしても、内閣法では臨時代理が内閣総理大臣の職務を行うことが規定されている。 >総理に何かあった場合は法律に則ればよいことで、「健康状態を説明しろ」という要求そのものが無理筋なのだ。

 

そうですね。’健康状態を説明しろ’ という規定はないですね。脱線していますね。

司馬遼太郎は、<十六の話>に納められた「なによりも国語」の中で、片言隻句でない文章の重要性を強調しています。

「国語力を養う基本は、いかなる場合でも、『文章にして語れ』ということである。水、といえば水をもってきてもらえるような言語環境 (つまり単語のやりとりだけで意思が通じ合う環境) では、国語力は育たない。、、、、、、ながいセンテンスをきっちり言えるようにならなければ、大人になって、ひとの話もきけず、なにをいっているのかもわからず、そのために生涯のつまずきをすることも多い。」  

 

> 安倍総理の事務所は、総理が吐血したなどと伝えた週刊文春の記事について「事実無根」として同誌編集長らに記事の撤回と訂正を求める抗議文を送ったという。 >「根拠のない証言で個人を中傷し、読者に著しい誤解を与える、悪質極まりないものだ」とも批判し、法的措置も検討するとしている。 >「吐瀉物の中に鮮血が混じっていた」などと書いている新潮もその対象となるだろう。 >結局、こういう政局もコロナも同じだ。 >話がスキャンダラスであればあるほど、週刊誌は売れ、テレビの視聴率が上がるのだ。 

 

万事は処世術 (現実) に徹していますね。このような状態では、わが国を理想 (things as they should be) の状態に近づかせることができませんね。  

'どのような状況にも普遍的に通用する真理や法則、基本概念や倫理がありうるという考え方が、日本にはほとんど存在しない’。 (カレル・ヴァン・ウォルフレン)   

 

> いずれにせよ、「健康状態を説明しろ」という野党の節操のない要求は、わざわざ国会を開いてまで応える価値はない。 >こういう幼稚でつまらない政局ネタばかりで騒いでいないで、自らの結集とやらに集中したらどうか。

 

そうですね。離合集散を繰り返す議員は政治音痴の輩ですね。  

宮本政於の著書〈お役所の掟〉には、官僚絶対主義のことが出ています。以下は、著者(宮)と厚生省幹部(幹)との会話であります。

宮「憲法三権分立がうたわれているのは、権力が集中すると幣害がおきるから、との認識に基づいているのでしょう。今の日本のように、官僚組織にこれだけ権力が集中すると幣害もでてきますよね」、幹「ただ、日本はこれまで現状の組織でうまく機能してきたのだ。それによく考えてみろ。いまの政治家たちに法律を作ることをまかせられると思うのか。そんなことをしたら日本がつぶれる」、「日本の立法組織にそれほど造詣(ぞうけい)が深くないのですが、私も認めざるをえません」、「そうだろう。『やくざ』とたいしてかわらないのもいるぞ」、「私もテレビ中継を見て、これが日本を代表する国会議員か、と驚いたことがなん度かあります。とくに、アメリカとか英国とは違い、知性という部分から評価しようとすると、程遠い人たちが多いですね。でも中には優秀な人がいるんですがね」、「政治は数だから。いくら優秀なのがひとりふたりいてもしようがない。ある程度の政治家たちしかいないとなれば、役人が日本をしょって立つ以外ないのだ」(引用終り)   

 

> それにしても、自民党の大きな弱点のひとつが「国対」だということを再認識するニュースでもある。

 

そうですね。相手が悪すぎますね。

 

 

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