幼児的 1/2

 

>281586 なぜ日本人は幼児的なのか①~日本文化のネオテニー的性格~  >mosimobox ( 20代 会社員 ) 13/09/26 PM03 【印刷用へ】 

>日本人、文化の特殊性を子育てに引き続きネオテニー(幼児性)という切り口で調べてみました。 > 以下、 システム論アーカイブリンクより引用します。

> ***以下引用***

>ウーパールーパーのように、幼生の特徴を残したまま成体になる個体を、生物学ではネオテニー [neoteny] と呼んでいる。    [uparupa: メキシコ原産の両生類のサンショウウオの仲間]

>日本という国は、経済的には大人になったが、文化的・精神的には幼児のままであり、その意味で、ネオテニー国家だということもできる。

 

早くまともな大人になりたいですね。   

 

>  生物学者や人類学者によれば、全人類の中ではモンゴロイドが、全類人猿の中ではヒトが、最もネオテニーの特徴を持つとのことである。 >だから、ネオテニーとして特徴づけることは、必ずしも貶めることにはならない。

 

しかし、こと文化的・精神的については貶められたくないですね。  

 

>これまで、日本文化の特殊性について様々な議論がなされてきたが、以下、代表的な古典的見解を取り上げて、それらがすべて、ネオテニーの属性(幼児性)であることを確認しよう。 > 中根千枝は、『タテ社会の人間関係』の中で、日本の社会をタテ社会として特徴付け、欧米型のヨコ社会と対比した。 >「あなたの職業は?」と聞かれて、例えば「システム・エンジニアです」と答える社会はヨコ社会で、「松下の社員です」と答える社会はタテ社会である。 

 

そうですね。日本人は自己の属する序列に対する帰属意識を強く持っていますね。   

 

>日本では、スペシャリストが複数の会社を相手に才能を売り歩くという雇用形態よりも、一つの会社に定年まで所属して、様々なポジションをこなすという雇用形態のほうが主流である。 

 

そうですね。日本人は序列メンタリティ (考え方) の持ち主ですからね。日本は序列社会でできています。序列人間は序列社会の中で働き甲斐がある。それは義理 (序列関係より生じる義務) を果たすことができるからである。義理堅い男の働きぶりを見れば周囲の者の話しの仕方も変わってくる。それが当人に満足感を与えることになる。

日本語には、階称・言葉遣いというものがある。だから、日本人は ‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な上下判断を必要としています。上下判断を体系的に考えると人間序列が見えてきます。そのように考えるのが序列人間というものです。  

>少なくともこの本が出版された1977年ごろまでは、日本は完全なタテ社会だった。 > 中根が注意を促しているように、タテ社会にヨコの関係がないわけではない。 >「場」による集団内部に限定されたヨコの関係ならある。>だから、中根が言う「タテ社会」とは、「ウチ」と「ソト」の区別にこだわる「ウチ社会」である。 

 

日本語には敬語というものがあります。わが国の人は、相対敬語を使いますから自己の序列の内外を鋭く区別しますね。韓国語にも敬語があります。韓国は絶対敬語を使いますから、内外の区別はありませんね。自分の親の動作・振る舞に対しても敬語を使って表現します。  

 

>「ウチ社会」は、「ウチ」という言葉が示しているように、家をモデルにした社会である。 

 

そうですね。’うち’ は内側であり、家の内側の意味ですね。  

 

>どの文化でも、家族という集団は、利益追求のための機能的集団(ゲゼルシャフト)ではなくて、愛の共同体(ゲマインシャフト)である。

 

そうですね。愛の共同体は、アニマルも同じですね。   

 

>ただ、多くの文化では、子供たちは、ゲマインシャフトから追い出されて、ゲゼルシャフトの中で大人として成熟していくのに対して、日本人は、いつまでもゲマインシャフトの温情主義的なぬくもりの中に留まろうとする。 >戦前の日本政府は、国“家”を、天皇を家長とする家族に喩えた。  

 

八紘一宇’ (全世界を一つにまとめて一家のように和合させること。) ですね。第二次大戦のとき 日本が国家の理念として打ち出し、海外進出を正当化するスローガンとして用いました。   

 

>戦後、国家のイデオロギーが崩壊すると、日本人は、会社に家庭的なゲマインシャフトを求めた。  

 

わが国は、会社も家庭も序列制ですからね。ものの上下が日本語によりあらゆる所で制度化されていますね。’親しき中にも礼儀あり’ ですかね。日本人の礼儀は序列作法でできていますね。     

 

>そして、人見知りする幼児のように、日本人は、共同体内部では親密な人間関係を築きながら、よそ者に対しては、引っ込み思案な態度を示す。  

 

内弁慶ですね。序列関係が決まっている相手には話がしやすいが、決まっていない相手には引っ込み思案な態度を示しますね。     

 

 

 

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