野党に求めること

 

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>TOKYO FM+ >声優としても活躍中の鈴村健一(月~木曜)と俳優の山崎樹範(金曜)、フリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベスがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。 >9月15日(火)の放送では、TOKYO FMの新音声サービス「AuDee(オーディー)」と連動したアンケート「AuDee JUDGE」を実施しました。 >この日のテーマは「あなたが日本の野党に足りないと思うことは?」。>その結果は……?

(略)

>安倍晋三首相の辞任表明を受けて8月14日(月)、与党・自民党の総裁選挙を開催。 >官房長官が新しい総裁に選出されました。>その翌日には、野党・立憲民主党、国民民主党などが合流して結成された合流野党「立憲民主党」が誕生しました。

 

いよいよ新しい陣立てが出そろいましたね。  

 

>そこで、今回のテーマアンケートを実施。 >みなさんが野党に求めること、足りないと思うことは……? >Q.あなたが日本の野党に足りないと思うことは? >・具体的な政策……52% >・チームワーク……14% >・優秀なトップ……13% >・政権奪取への執念……7% >・その他……14%

>◆具体的な政策

>良し悪しはともかく、チームワークはうまくとれている印象ですが、テレビの国会中継を観ても、与党の政策に反対するばかりか、子どもじみたケンカ騒ぎが起きる展開も見受けられるので……。  

 

日本人はまだ12歳なのですかね。日本人には現実があって、非現実 (考え) がない。具体的な政策は非現実の内容ですからね。これは日本人には難しい。

非現実の内容は、時制のある文章により表される。非現実の内容はそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) の内容として表される。その内容は世界観と言われている。世界観は、人生の始まりにおいては白紙の状態である。人生経験を積むにしたがって、各人がその内容を埋めて行く。

自己のその内容 (非現実) を基準にとって現実の内容を批判すれば、批判精神の持ち主になる。  

日本語には時制がない。だから、日本人には世界観がない。そして、日本人には批判精神がない。マスコミも現実を垂れ流す。だから、個性がない。本人にも相手にも何を考えているのかわからない。

 

>反対するだけではなく、せめて具体的な考えを示してもらいたいです(これは与党にも言えることかもしれませんが)。 

 

そうですね。イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本教徒>の中で、議論のできない日本人について次の様に述べています。

、、、、だが彼 [ハビヤン] は常に、その「破棄した部分」しか口にせず、その「内なる自らの基準」は明示していないのである。これは、、、、、今の日本人も同じであって、「反論」はできるが、その反論の基準となっている自らの思想を理論的・体系的に明示せよと要求すると、できなくなってしまう。従って日本人には論争は不可能である。だがそれでいてこの状態を日本人は"科学的”と考える。、、、、(引用終り)  

 

>◆“影の内閣”を作ること

>海外のように「シャドー・キャビネット」(影の内閣)を作れる機能を有してほしい。

 

影の内閣は、考えの上での内閣であるから作ることが難しい。日本人には現実があって、非現実 (考え) がない。  

 

>あと、国会は“政策だけの場”にしてもらいたい。 

 

そうですね。国のかじ取りが大切ですね。   

 

>スキャンダルなど、国民に関係のない話は、ほかでやってほしい。>なんなら、テレビの専門チャンネルで、解決するまで検証してほしい。

 

そうですね。政治家は自己の政治哲学を語るべきですね。ですから、無哲学・能天気ではいられません。   

 

>◆発信力・伝え方

>僕らは、メディアが短くまとめたニュースで、野党がどのように発言したのかを知ります。>ところが、批判的なことばかりが報道されて、政策などにかんする質問などは、ほぼ報道されていません。

 

日本人には世界観がない。自己の ‘来るべき世界’ を公言することがない。 ちまちました話ばかりで政治音痴になる。  

 

>メディアに頼らず、自分たちで伝えることを積極的にするべきです。 

 

そうですね。自分自身の意見を大いに語るべきですね。議員は個人主義を推進すべきですね。個人主義 (individualism) は利己主義 (nepotism) ではありませんね。         

 

>いまはYouTubeSNSなど“発信の場”はいくらでもあるので、テレビに頼らず、短くまとめた活動報告を流すことが大事だと思います。 >これで国民のイメージは、だいぶ変わると思います。

 

そうですね。しかし、日本人には意思 (will) がない。意思は英語の未来時制の文章内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。

意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がない。仕方がないので無為無策でいる。優柔不断・意志薄弱に見える。生きる力が不足している。困った時には他力本願・神頼み。

' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)  

 

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