内藤朝雄准教授

 

>360534 「日本の学校は、身近な小さな世界の全体主義をかたちづくっている」 日本の子どもの精神的幸福度ワースト2位 なぜ?  >HAYABUSA ( 40代 ) 20/09/27 AM09

>スプートニクの記事に興味深い内容があった。 >表題。 >リンク より引用する。

>――――――――――――――――――――――――――

(略)

> 最近発表されたユニセフの報告書によると、先進国と新興国38ヶ国の子どものうち、日本の子どもは身体的健康度が1位だった一方、精神的幸福度はワースト2位だった。

>この調査は子どもの健康、スキル、幸福についての複雑な状況を明らかにした。>しかし、子どもたちのこうした体験は社会の中で孤立して存在するのではなく、彼らの暮らす社会全体に根ざしている。

 

そうですね。日本人社会の問題ですね。   

 

(略)

>こうした状況について、明治大学文学部准教授の内藤朝雄氏に話を聞いた。

> 内藤朝雄准教授:「ユニセフ(国連児童基金)は、日本の子どもの精神的幸福度は、先進38カ国中37位、つまりワースト2位であるというデータを公表した。>この背景には、日本の極端で独特な集団主義の学校教育がある。 

 

日本人には個人が無いので、集団としてとらえるより方法が無いのでしょうね。   

 

>本の学校を観察した日本以外の国の人は、その集団主義教育のありかたが、軍隊に似ているという印象を受ける。 

 

そうですね。軍隊生活は個人生活と関係がありませんね。   

 

> 本の学校は、あらゆる生活(人が生きることすべて)を囲いこんで学校のものにしようとする。

 

そうですね。日本人の社会は序列 (上下・縦) 社会であるから、学校は子供を内人 (うちのひと) に仕立てようとしていますね。  

 

>学校は水も漏らさぬ細かさで集団生活を押しつけて、人間という素材から「生徒らしい生徒」をつくりだそうとする。

 

そうですね。わが国の教育は、気分・雰囲気の獲得に重点が置かれていますね。無哲学・能天気の励みによるものでしょうね。      

 

>本の学校は、国家の規模の全体主義ではなく、身近な小さな世界の全体主義をかたちづくっている。

 

そうですね。人間序列 (閥) に基づく全体主義的傾向ですね。   

 

>ただ外形的行為が同じであることを要求されるだけでなく、心をこめて、表情や涙などをふくめて、全存在が、独立した個人ではなくなり、響き合う合唱のアンサンブルのような学校の生徒らしい生徒になることを要求される。

 

個人主義の否定ですね。’一億一心’ の始まりに似ていますね。  

 

>本の学校で最も大切とされることは、勉強をすることではなく、心を一つにすることである。(略)

 

それは没個性の修行ですね。  

 

(略)

> 内藤朝雄准教授: 「このような学校生活の全体主義は、児童生徒同士の人間関係にもあらわれている。>学校で、こどもたちは、いつも他人の目を気にして生きる習性を身につけさせられる。

 

そうですね。‘人の振り見て我がふり直せ’ ですね。  

 

>空気を読むことが、何よりも大切だという価値観を身につけさせられる。

 

忖度 (推察) する人間の養成ですね。   

理解と忖度は似て非なるものであるから注意が必要である。忖度 (推察) は聞き手の勝手な解釈であるから、話し手には何の責任もない。たとえ両者の間に齟齬が存在しても議論にもならない。現実直視になっていないことを忖度の主に指摘しても、'だって、私は本当にそう思ったのだから仕方がないではないか' と懸命に反発するので取りつく島がない。かくして、日本人の対話は成立しない。 

 

>こころを一つにすべしと、きめ細かくベタベタさせる集団主義のしくみのなかで、子どもたちは、「友だち」がいないと悲惨な境遇になるとおびえ、必死でベタベタして生きている。

 

なあなあ主義’ ですね。 ‘なあなあ主義’ とは、真の意味での検討や意見の交換などをせず、お互いに「なあ、いいだろう」ぐらいの話し合いで全てを済ませること。   

 

>その、無理に無理をかさねて「友だちを作為する」こわばりの結果が、このワースト2位にあらわれたと考えられる。

 

そうですね。それは、無理な生活の結果ですね。   

 

> 私は、このような不健全な小さな全体主義ともいうべき日本の集団主義は、子どもたちを不幸にし、日本を不健全な社会にするので、やめるべきであると世に訴えている。 >集団主義教育をやめると、子どもたちがバラバラになってしまうという人もいるが、逆だ。日本独特の極端な集団主義教育をやめて、学校を先進諸国の普通の学校にした方が、子どもたちは、個人と個人として、気楽に「友だちになり」やすくなる。」

 

そうですね。   

 

>おそらく、理想の教育の形というものは世界のどこにも存在しない。 >しかし、子どもが適度な配慮と自由を与えられるようなバランスを目指すだけでも、子どもの精神的幸福には十分効果的なのではないだろうか。

 

そうですね。具体的には、今の生活のどこをどのように変えればよいのですか。  

>―――――――――――――――――――――――――― 

 

 

 

.