没頭 4/4

 

>いまどき新卒一括採用を守っている企業になど見切りをつけ、自分なりの学習方法に臨もう。

 

そうですね。私の知人は日本の音楽大学を卒業して、カナダでワーキング・ホリデイをして、日本の楽器会社に勤めた人がいました。その後、モザンビークでJICA海外協力隊員として働き、そのあと南アの日本大使館に勤めました。今は日本の貿易会社の南ア支店で働いています。彼女は ‘学び歴’ のある人ということになりますね。母国の人間序列の中に身を置いて、じっと順送りの昇進を待つのよりは働きがいがあるのでしょうね。  

 

>「学び歴」を得るのは早いほうがいいけれど、年齢は関係ない。>成人してからでもいいし、40代以降から学び直すのも結構だ。 

 

生涯にわたる学習が必要ですね。   

 

>だいたい「学生でなければ学ばなくてもいい」「大人は勉強よりも仕事」という考え方がおかしい。  

 

そうですね。わが国には、人手不足は生じても頭脳不足は生じた話はありませんね。   

 

>それも子ども時代の学歴を重視しすぎた、学校教育の弊害の1つだ。  

 

そうですね。教育が学歴を得るための手段となっていましたね。   

 

> ~中略~

>みんな学校に縛られず、思うままに、行動してほしい。 

 

そうですね。日本人にも自由な意思が必要ですね。     

 

>意義のある仲間との出会いと、豊かな「学び歴」を獲得するには、動きだすよりないのだ。

> ////////↑↑引用終了↑↑//////// 

>360741 本当に必要な教育とは?(3)~必要なのは学歴ではなく「学び歴」 >稲依小石丸 ( 40代 犬上 ) 20/10/05 PM08

>学歴信仰(幻想)は、まだまだ残存している。>特に子供たちの親世代に。

 

学歴信仰はわが国の序列信仰に基づいていますからね。   

日本語には階称 (言葉遣い) というものがある。日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断・序列判断には、通常、勝負の成績が用いられる。近年では偏差値なども都合の良い資料とされている。

日本人の礼儀作法は、序列作法に基づいている。だから、序列なきところに礼儀なしである。

礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位を心得ている必要がある。日本人の尊敬は、単なる序列社会の序列順位の表現に過ぎないため、個人的精神的な意味合いがない。だから、日本人の尊敬には浅薄さが付きまとう。

人を見損なってはいけない’ という想いが高じて、日本人は堅ぐるしい社会生活を強いられている。序列作法を無視すると、その祟りは恐ろしい。非国民にされる恐れがある。

日本人は奥ゆかしい(深い考えがあるようにみえる)。実は、日本人には奥 (考え・非現実) がない。だから、浅薄である。

‘周りの影響を受けずに、真に独立した考えができる知識人がいない。’( グレゴリー・クラーク)

 

>しかし、どこの学校を出ていようとも、学校教育が現実社会から隔絶した世界である以上、社会に出てすぐに役に立つことはできない。

 

そうですね。考え (非現実) の内容は、社会 (現実) の内容とは違いますからね。すぐに役立つことは無いですね。  

 

>これは親世代自身もうすうす感づいているはず。>代わりになるものが見つかっていないからすがっているだけ。>むしろ、学校という枠組みから早く抜け出して、世の中で何が必要とされているのかを自ら感じとり、それを実現するにどうすればよいかを手探りでも学んでいくことで、応える力が身についていく。

 

そうですね。 見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は ‘嘘’ である。誰しも ‘嘘つき’ にはなりたくない。だから、自分の考え (非現実) は語らない。これが、日本人の思考停止の原因である。

現実は頭の外にある。だから、見ることが可能である。見ればわかる。Seeing is believing. 考える必要はない。楽ちんである。正解はただ一つである。

非現実 (考え) は頭の中にある。だから、見ることができない。それは、ただの話である。その内容を知るには文法に基づいて文章の内容を理解しなくてはならない。これは、骨の折れる仕事である。だから、通常、日本人は理解をしない。忖度 (推察) で代用して済ませている。

理解と忖度は似て非なるものであるから注意が必要である。忖度 (推察) は聞き手の勝手な解釈であるから、話し手には何の責任もない。たとえ両者の間に齟齬が存在しても議論にもならない。現実直視になっていないことを忖度の主に指摘しても、'だって、私は本当にそう思ったのだから仕方がないではないか' と懸命に反発するので取りつく島がない。かくして、日本人の対話は成立しない。  

 

> 現実課題を対象とした学びの蓄積=学び歴こそが、生きていく上で大きな力となる。

 

そうですね。現実直視とその考察が貴重な ‘学び歴’ になりますね。   

 

(略)

 

 

 

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