足りない視点 1/3

 

>360830 なんでも「正解」が欲しい日本人に足りない視点  >二島圭入 ( 28 会社員 ) 20/10/08 PM10 【印刷用へ】 

>現代は答えのない未知課題が溢れる時代ですが、生き抜くためには追求力を身に付けなくてはいけません。

 

そうですね。

日本人には意思 (will) がない。意思は英語の未来時制の文章内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。

意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がない。仕方がないので無為無策でいる。優柔不断・意志薄弱に見える。生きる力 (vitality) が不足している。困った時には '他力本願・神頼み' になる。

' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)  

 

>***

>【1つの答えを出すより、「いかに考えるか」が重要】

> 私たちはいま、前例のない「答えのない時代」を生きています。 

 

権威主義が衰えて、民主主義が勢力を持ち始めたからでしょうね。   

 

>国際情勢から為替の変動、そして新型コロナウイルスまで、「未知なこと」や「予測不能なこと」が日常的に勃発し、一つひとつの出来事が複雑に影響し合って、日々の生活や働き方などが思わぬ方向に進む事態も発生しています。 >その変化の速度は、ますます加速しているといえます。 

 

そうですね。世はスピード時代だからですね。  

 

>このような状況下では、すべての問題を解決してくれる唯一無二の答えなど存在しません。>そんな「答えのない時代」に、自分にとって必要な答えを導き出すためには、どんな能力が必要なのでしょうか?

 

現実の内容はただ一つ。だが、それに対する人間の答えは無数にある。人の考え (非現実) は様々ですからね。矛盾を含まない文章は、全て正しい考えを示している。 必要な答えは、自分自身で考えることです。        

 

>その1つが、考え方の考え方、つまりは「考え方の軸」を持つことです。 

 

非現実 (考え) の内容は、英語の時制のある文章により表される。非現実の内容はそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) の内容として表される。その内容は世界観 (world view) と言われている。世界観は、人生の始まりにおいては白紙の状態である。人生経験を積むにしたがって、各人がその内容を埋めて行く。個人の ‘あるべき姿’ (things as they should be) はその中にある。

自己のその内容 (非現実) を基準にとって現実の内容を批判すれば、批判精神 (critical thinking) の持ち主になる。批判精神のない人の文章は、現実の内容の垂れ流しになる。

日本語の文法には時制がない。だから、日本人には世界観がない。そして、日本人には批判精神がない。マスコミも現実の内容をただ垂れ流す。だから、個性がない。個人主義が理解できない。本人にも相手にも何を考えているのかわからない。だから、相手からも信頼されない。協力者が得られない。社会に貢献する度合いが限られる。  

 

>万能な答えのない状況では、1つの答えを追求するより、「いかに考えるか」ということのほうが重要だからです。 > 私はイギリスのオックスフォード大学大学院で、答えのない状況での考え方の軸を本格的に学びました。 >オックスフォードに入学して驚いたのは、教授と学生が1対1、もしくは1対2で対話をしながら学ぶ「チュートリアル」という指導体制がとられていたことです。

 

英米流の高等教育にはお金がかかりますね。 

見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。誰しも嘘つきにはなりたくない。だから、自分の非現実は語らない。これが、日本人の思考停止の原因である。

現実は頭の外にある。だから、見ることが可能である。見ればわかる。だから、考える必要はない。これは楽ちんである。正解はただ一つである。

非現実 (考え) は頭の中にある。だから、見ることができない。それは、ただの話である。その内容を知るには文法に基づいて文章の内容を理解しなくてはならない。これは、骨の折れる仕事である。だから、通常、日本人は理解をしない。忖度 (推察) で代用して済ませている。

理解と忖度は似て非なるものであるから注意が必要である。忖度 (推察) は聞き手の勝手な解釈であるから、話し手には何の責任もない。たとえ両者の間に齟齬が存在しても議論にもならない。現実直視になっていないことを忖度の主に指摘しても、'だって、私は本当にそう思ったのだから仕方がないではないか' と懸命に反発するので取りつく島がない。かくして、日本人の対話は成立しない。

 

> 多くの大学では、講義における議論への参加ぶりや提出した課題の内容によって評価されるのに対し、オックスフォードではこのチュートリアルこそが、学びの中枢になります。 >まずは、そのステップをご紹介しましょう。 > 【】   

 

 

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