バカになる 1/2 

 

>361477 東大卒業生に足りない「バカになる」ということ  >匿名希望h ( 中年 技術者 ) 20/11/03 PM03 【印刷用へ】 

>学歴社会が崩壊したのは、社会人だったらだれもが実感しますが、社会に出ていない学生や教育ママには実感できないかも。 

 

そうですね。わが国の学歴社会は伝統的な序列社会の言い換えのようなものですね。   

 

>表題の記事が掲載されていました。 >引用させて頂きます。>リンク

>(以下途中から引用)

>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

>問題は行動量の少なさ

『東大なんか入らなきゃよかった 誰も教えてくれなかった不都合な話』(池田 渓著、飛鳥新社)© JBpress 提供 『東大なんか入らなきゃよかった 誰も教えてくれなかった不都合な話』(池田 渓著、飛鳥新社) 

 

東大以外の日本の大学に入学した人も似たような思いはあるでしょうね。   

 

>  せっかく日本では最上級の学びと研究の環境を与えられながら、それを後の人生に生かすことができなかったある種の人々。  

 

序列社会の枠内に閉じ込められているので、どうにもならないですね。外国の最上級を与えられたら卒倒しますね。     

 

>取材を通して彼らに共通して見られた傾向、それは「行動量の少なさ」である。 >「自分の特性とは合わない環境でがんばりすぎる」「いつまでも一つの手法にこだわり続ける」「考えすぎてしまって大きな仕事をやり通せない」etc.・・・。>  なぜ、彼らの行動量は少ないのだろうか? >それは、受験の勝者である彼らが「行動の結果、失敗すること」を極端に恐れるからだ。 

 

受験の勝者は行動の初心者ですね。   

 

> 「優秀な人」は失点を恐れて機を逸する

> 彼らの失敗に対する恐怖心を育んできたもの、それは幼少時から受け続けてきた学力試験だ。>学力試験では100点を上限に、間違った解答の点数が差し引かれていく。>つまり、 「減点法」による評価だ。 >そこで高評価を得るためには失点を可能なかぎり避けなければならない。>東大生は、義務教育で9年、高校で3年、ひたすら学力試験を受け続け、この減点法という評価方法のもとで高評価を得てきた人たちである。>日常的な思考に減点法が染みついてしまっており、日常のあらゆるシーンで極端に失点、すなわち失敗することを忌み嫌う。

> (途中略)

>  そこには、東大生に特有の高いプライドも影響している。

 

日本語には階称 (言葉遣い) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断 (序列判断) には、通常、勝負の成績が用いられる。近年では偏差値なども都合の良い資料として利用されている。

日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、世俗的な序列順位は重要である。社会的な地位・肩書は重要な指標になる。序列なきところに礼儀なしである。

礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位を心得ている必要がある。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて、日本人は堅ぐるしい日常生活を送っている。序列判断を間違えると神々による祟りは恐ろしい。

日本人の尊敬は、序列社会の序列順位の表現に過ぎないため、個人的精神的な意味がない。だから、日本人の尊敬には軽薄さが付きまとう。   

 

>彼らは人に自分の失敗を見られることをひどく恐れる。

 

そのような心理状態では、彼らはスポーツなどはやっていられませんね。   

 

>幼いころから地域一番の神童として注目され、まわりからずっと「○○ちゃんは頭がよくてなんでもできる子ね」とほめられてきた。 >プレッシャーを感じつつも長年その期待に応え続けているうちに、プライドが少しずつ肥大してきた。 >ゆえに、なにごとにおいても失敗は許されない。>長い年月をかけて育んだ自尊心が、それを許さない。

 

そのような状態では、彼らは勝負事などはできませんね。 

 

>「なんでもできて当たり前」の人間は、新たな挑戦をするときも、はじめから完璧に成功をしなければならない。 >  しかし、そんな考えでいれば、前例のない課題に取り組もうというときも、どうしても失敗のリスクに行動が縛られてしまう。 >リスクを極力減らそうと分析や準備にやたらと時間をかけ、最終的に「失敗するくらいなら最初からやらない方がいい」という結論に落ち着いてしまう。 

 

無為でいれば、成功・失敗に関係ありませんね。だから、ケチはつけられませんね。プライドは保たれますね。   

 

>彼らが東大入試をクリアした持ち前の高い情報処理能力で「できない理由」を目ざとく発見したら、そこでチャレンジは終了だ。 

 

彼らにとっては、’できない理由’ が大切ですね。   

 

 

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