管理されたい病 3/3

 

>  過去の「エイズ・パニック」によって引き起こされたエイズ患者への差別や偏見、ハンセン病患者の隔離政策や家族への陰湿で執拗な誹謗中傷などは、科学的データや客観的事実に基づいたものではない。 

 

そうですね。日本人には科学哲学は苦手ですからね。だが、各人に哲学は必要である。Everyone needs a philosophy.     

 

>すべて「よくわからないけれど、日本社会全体にとって害になるのは間違いないから、とりあえず排除しておいた方が安心だろう」という、極めて雑で排他的な「空気」に流されて発生してきた。  

 

そうですね。気分・雰囲気・感情に支配されていますね。人心を一新するのですね。改元のようなものか。   

 

>そして、筆者が何よりも「いつかきた道」だと感じるのが、やはり外出禁止や強制休業の法制化を望む人たちが、これほど多くいるという事実である。 

 

一億一心’ に大きな期待がかかっていますね。考えの内容は人様々であるということは考えられないのでしょうね。     

 

> 「投書階級」が日本のために、「もっと厳しく管理しろ」「個人の自由を制約せよ」と強く求めたように、日本のために「もっと厳しく外出禁止をしろ」「強制的に休業させろ」と求めているということは、すでに「民意の暴走」が始まっているということではないのか。 

 

自由とは、意思の自由の事である。だが、日本人には意思がない。そして、恣意がある。恣意の自由は何処の国でも認められていない。’自由のはき違え’ となるからである。だから、昔からの ’不自由を常と思えば不足なし’のままでいるのが良いということになる。 日本人は昔からそれほど変わっていない。

 

>  実際、「民意」が暴走できる環境も整いつつある。 

 

日本人の場合は、’民意’ は意思決定 (理性判断) ではなくて、恣意決定 (盲目の判断) ですからね。後は、暴走するしかありませんね。  

 

>タイミングが悪いアベノマスクや給付金、ピークアウト後の緊急事態宣言発動などで、安倍政権の支持率はガタ落ちだ。 >ということは、今後政権が支持率の浮上を目指すなら、人気取りのために「民意」が求める政策から優先的に手を付けるということが起きかねない。

 

そうですね。個人主義がない。個人の考えを選択する意欲が国民に存在しない。わが国は指導者不要の政治体制になっています。

 

> 「今回はうまく乗り切ったが、第二波がきたら何十万人もの人が死ぬ恐れがある」などと恐怖を煽れば、今の社会ムードの中では、外出禁止や強制休業に関する法整備だって、それほど激しい世論の反発にあうことなく、しれっと進められてしまいそうだ。

 

そうですね。 日本人には意思がない。だから、他人の指示がないと動きが取れない。だから、自ら ‘指示待ち人間’ となって安心しようとしている。 

日本人には意思 (will) がない。意思は英語の未来時制の文章内容であるが、日本語の文法には時制 (tense) というものがないので、日本人には意思がない。

意思のあるところに方法 (仕方) がある。Where there's a will, there's a way. 日本人には意思がない。仕方がないので無為無策でいる。優柔不断・意志薄弱に見える。生きる力 (vitality) が不足している。困った時には ‘他力本願・神頼み’ である。

' やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず' 山本五十六 (やまもと いそろく)  

 

> Tweet

 

 

 

.