学歴序列 1/2 

 

>361955 事実直視しなければ、学歴信仰に縛られる  >kanarchy ( 24 会社員 ) 20/11/22 PM01 >未だに残る学歴主義。

 

学歴主義は序列主義の言換えに過ぎないですね。   

 

>それの原因の一つに母親の子育て不安がある。 >リンク 

 

安全な国にある不安定な心境ですね。   

 

>自分の頭で物事を本気で考えていない、子どものためではない、というのが根底にある。

 

無哲学・能天気の症状ですね。

 

>そのため、いい大学に行けば、可能性が拡がるだろうという幻想が邪魔をしている。>(企業の募集戦略が若者の意識を変えていってしまったのも事実)  

 

気分・雰囲気の問題ですね。   

 

> 可能性・先端に収束していくのは生命原理でもあるが、間違った観念が日本の学歴信仰、いわゆる、いい生活、いい仕事を送るためのいい大学にいかなくてはという意識を生み出す。 

 

そうですね。‘いい’ 生活・ ‘いい’ 仕事・ ‘いい’ 大学などの ‘いい’ は、序列メンタリティ (考え方) に囚われた気分・雰囲気ですね。   

日本語には階称 (言葉遣い) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断 (序列判断) には、通常、勝負の成績が用いられる。近年では偏差値なども都合の良い資料として利用されている。

日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、序列なきところに礼儀なしである。

礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位を心得ている必要がある。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて堅ぐるしい日常生活を送っている。日本人の尊敬は、序列社会の序列順位の表現に過ぎない。そのため、個人的精神的な意味がない。無哲学・能天気である事は、人々にとって全然気にならないことである。だから、日本人の尊敬には浅薄さが付きまとう。   

序列人間は人間序列を作る。上位の者と下位の者の間に自分を差し挟むことにより自己の存在感を意識している。だから、自己の所属する序列に強い帰属意識を持っている。義理 (序列関係から生じる義務) を果たすことにより仕事にやりがいを感じている。周囲の序列人間が序列に対する貢献を評価するからである。これにより自己の順位は上昇する可能性がある。それが人生の楽しみである。 

 

> 事実に目を向けなければ、何も実現しない一生を送ることになる。

 

序列メンタリティに邪魔されているので、日本人には現実直視が難しいですね。

日本の大学は総じて程度が低いのであるが、そうした事実はあまり日本人には気になりませんね。気になることは序列順位です。我々の教育のゆがんだ見方に原因があるのでしょうね。 

日本の教育が国際基準から逸脱しているということは、とりもなおさず日本人が国際基準から逸脱していることになるのでしょうね。 日本人の気になる事柄は、自国民同士の序列順位でしょうからね。日本語のない世界には通じない判断基準でしょうね。          

我々の判断基準を持ちつづける為には、我々が ‘井の中の蛙であり続ける必要がありますね。   

 

> 以下リンク転載

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>■変質する学歴社会の実態

>  首都圏での中学受験者が増加傾向にあるということは、保護者の教育熱、それも「名門校への進学熱」が高まっていることを示している。 

 

そうですね。この進学熱がわが国の学問の興隆に寄与しないところが大きな問題ですね。  

 

>なぜ、保護者の進学熱は高まっているのか。 >我が子の進学に何を期待しているのか、小学生2人の娘をもつ都内在住の父親に訊いてみた。 > 「いわゆる『いい学校』に進学して『一流の会社』という道を自分の子どもに歩ませたいというのは、子どもに幸せになってもらいたいからにほかなりません」。>それが、彼の返事だった。

 

序列を見れば、それがこの世の全ての価値であると思い込んでいるようですね。     

 

>  ここだけ聞けば、学歴信仰だとおもえる。>いい大学を卒業すれば、いい会社にはいることができ、安定して豊かな人生を送ることができる、という学歴社会が前提になっているように聞こえる。

 

狙っているのは、‘良い・良い’ 尽くめの人生ですね。

 

>  そこで、「いまでも学歴社会だと信じているのか」との疑問を彼に投げかけてみた。 >いい大学に入学するには、中学や高校も進学率の高いところを選んだほうが有利である。 >だからこそ、我が子に中学受験させるといえる。 

 

序列メンタリティの表われですね。   

 

>  その質問に彼は苦笑いを浮かべながら、「確固たる学歴社会が存在しているとは考えていません」との答を戻してきた。 >さらに続ける。「いい大学を卒業したからといって、いい会社にはいれるとはかぎらない現実があることも知っています。 >一流といわれる会社でも、経営危機に陥る時代ですから、一流会社にはいったからといって安定した生活が保障されているわけでもないこともわかっています」 > 「でもね」と、彼は続けた。 >「でもね、学歴で人を判断する現実はありますよね。  

 

ありますね。我々の世間は、’上と見るか・下と見るか の世の中ですね。これは、日本語の社会そのものですね。消えてなくなるとは考えられませんね。   

 

 

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