武田教授

 

>299738 人の話を聴かない若い人の登場  >雲渓          14/12/31 PM00 【印刷用へ】  >お上・・政治家、官僚、教授、マスコミの連中が意識的に捏造する様々な情報に接して・・若者は脅え活力を衰弱させています。

> 武田教授のブログ引用リンク

> かつて、私が若い頃の日本社会では「人の話をよく聴かない」というのは、決まって年配の男性だった。 >自信が強く、頑固で、自分が国会であり、裁判官だという意識があり、パターナリズム(家のことも自分が決める)という意識が強かったので、人の話を聞かなくてもさして困らなかったからだ。

 

そうですね。権威主義 (authoritarianism) でしたね。

 

>ところが、最近、若い人が人の話をよく聴かなくなった。>20年ほど前に学生と話をしていて気がついたのだが、それがだんだん、年齢が高くなって最近では40歳ぐらいまでの人、男女の区別なく、人の話を聴かない。

 

伝達の障害ですね。

 

> 具体的なことはここでは省略するけれど、その原因は二つあるように思う。

>一つが「マニュアル人間」で、きわめて視野が狭く、「自分が言ったり、したりすることはこれだけだ」と決めてかかっていて、何を言っても同じ返事が返ってくるケースである。 

 

思考停止の状態ですね。洗脳される一歩手前の状態ですね。

 

>もう一つが、「仲間人間」で、いつも仲間内だけで話をしているので、始めて会う人や年齢が違う人の言うことが理解できないタイプだ。

 

そうですね。

司馬遼太郎は、<十六の話>に納められた「なによりも国語」の中で、片言隻句でない文章の重要性を強調しています。

「国語力を養う基本は、いかなる場合でも、『文章にして語れ』ということである。水、といえば水をもってきてもらえるような言語環境 (つまり単語のやりとりだけで意思が通じ合う環境) では、国語力は育たない。、、、、、、ながいセンテンスをきっちり言えるようにならなければ、大人になって、ひとの話もきけず、なにをいっているのかもわからず、そのために生涯のつまずきをすることも多い。」

 

 

>こちらは正しく日本語で話しているつもりなので、「落ち着いてよく聞いてください」と言ってしまうことがある。 >「最初から話しますね」とか、「ゆっくり聞いてください」といっても、上の空で聞いている。 >おそらく私とあった瞬間に自分の頭の中に浮かんだ「この人はこういうはずだ」という直感から逃れることができないように見える。

 

そうですね。理解はせずに忖度 (推察) を使っていますね。理解が早いのではないですね。

 

>それはちょうど、現在の日本を覆う錯覚、「タバコを吸うと肺がんになる」、「副流煙は危険だ」、「減塩食はヘルシーだ」、「脂っこいものは避ける」、「コラーゲンの食事をとるとお肌や関節に良い」、「石油は枯渇する」、「地球は温暖化している」、「大麻は麻薬だ」などと同じで、情報が多岐にわたり、悪い専門家がいて、短絡的な情報を流し、それを咀嚼できない社会の縮図でもあるように思う。

 

同感ですね。暗記物の勉強による祟りのようなものですね。

 

> 仲間内だけの暗号のような日本語、考えずにやることだけを教えてくれという人たち、環境の国家試験では未だにリサイクルが資源を節約できるという回答をしないと正解にならないというウソの世界・・・その中で若者は「俺たちの世界以外は知りたくない。

 

そうですね。思考停止が何よりの状態と考えられているでしょうね。

 

>知るとバッシングを受ける」とおびえているように見える。

 

そうですね。彼らはご唱和の世界に埋没して危険を避けようとしていますね。

 

> 日本は民主主義であり、言論の自由が保証されていて、さらに誠実で礼儀正しい日本文化という宝を持っている。

 

人々は、個人として自分の頭を使うのを避けていますね。すべてを没個性の作法で切り抜けようとしていますね。ですから、個性の表現が存在しない社会となっています。不自由を常と思えば不足なしか。

 

>でも、それもお上に類する大臣、高級官僚、東大教授、NHKなどが次々と破っていては若者が怯えるのも止むを得ないかも知れない。

 

わが国は、相変わらずの序列社会 (上下社会・縦社会) ですからね。思考停止と上意下達でことを済ませる傾向が強いですね。

 

> 基本的な道徳が守られず、村の中の小さな「モラル」というものが過度に強調されるなか、若者はまた怯えて社会から遠ざかろうとしているように感じる。

 

そうですね。日本語には、階称 (言葉遣い) というものがあります。ですから、’上と見るか・下と見るか’ の世俗的序列判断に全ての日本人が煩わされています。特に若い人はこの陋習を敬遠して伝達そのものを遮断しているのでしょうね。

 

 

 

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